日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
ISSN-L : 0021-5384
肝転移をきたした腎原発内分泌細胞癌(endocrine cell carcinoma)の1例
家村 文夫児玉 健二前原 忠彦神戸 光吉田 隆亮杜若 幸子村岡 敬介長田 幸夫木佐 貫篤住吉 昭信
著者情報
ジャーナル フリー

1989 年 78 巻 8 号 p. 1211-1212

詳細
抄録

症例は54才,男性.肉眼的血尿を機に左腎盂腫瘍として左腎摘を受け,病理組織学的に内分泌細胞癌(endocrine cell carcinoma)と診断した. 4カ月後腹部CT検査上肝内に多数のSOLが出現,さらに6カ月後肝不全に急性出血性膵炎を合併して死亡した.剖検にて腫瘍の肝転移を確認した.腎原発内分泌細胞癌の報告は世界的にも非常にまれで,しかも肝転移を伴った報告はなく,極めて興味ある症例と考えられた.

著者関連情報
© (社)日本内科学会
前の記事
feedback
Top