東京女子医科大学内科
1990 年 79 巻 12 号 p. 1627-1631
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近年難治性の感染症が増加していることから抗菌薬の投与法を効果的に行うことが必要となっている.アミノ配糖体やキノロン薬は濃度依存性の殺菌作用やpostantibiotic effect (PAE)を示すため投与間隔をあけてまとめて投与することが可能であるが,多くのβ-ラクタム薬は時間依存性の殺菌作用を示し,グラム陰性菌に対してPAEを示さないため比較的頻回に投与して有効濃度を持続的に維持する投与法が必要である.
日本内科学会会誌
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