沖繩県立中部病院
1990 年 79 巻 12 号 p. 1694-1699
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敗血症と心内膜炎は,起炎菌が血中を駆け巡るという共通点を有する外は,病態,起炎菌,したがって,抗生物質療法については大いに異にする.他の一般感染症に比べ,迅速かつ正確な治療が施されなければ予後は悪い.それ故,診断,とりわけ起炎菌の同定を迅速かつ正確に得られねばならず,血液培養が極めて重要となる所以である.それができれば,大方の場合,抗生物質療法の選択は自ずと明らかになってくる.
日本内科学会会誌
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