河北総合病院内科
1990 年 79 巻 2 号 p. 233-234
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症例は67才,男性.昭和63年9月26日より急に全身倦怠感出現し来院.白血球数30800/mm3うち好酸球78%であった.入院後より意識レベル低下がみられ,左上下肢の不全麻痺を伴うようになった.諸検査より神経障害を呈したhypereosinophilic syndromeと診断した.そこでprednisolone 60mgより治療開始したところ,意識障害および片麻痺も改善した.本例は副腎皮質ステロイドが著効を示した症例のため報告した.
日本内科学会会誌
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