信州大学第三内科
1990 年 79 巻 4 号 p. 440-445
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意識障害患者の診断には,状態と原因それぞれの診断のための検査を必要とする。まずおこなうべき検査は病態の増悪を防ぐためのものであり, vital signをチェックし,救急処置と並行して血算,電解質,血糖,血液ガスを調べる.また原因の見当付けには年令,経過,呼吸パターンなどが有用である.さらに全身疾患か脳の一次的病変の確認のために検査をすすめるが,脳疾患の意識障害の診断には脳CT,脳波,髄液検査が重要である.
日本内科学会会誌
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