東京大学医学部老人科
東京大学医学部第三内科
1990 年 79 巻 4 号 p. 531-532
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慢性骨髄増殖性疾患を母娘に認めた1家族例を報告する.症例1は59才,女.昭和59年膝関節痛,指尖のしびれを主訴に当科初診.血小板178.2万/μl,本態性血小板血症と診断された.その後,歯肉出血,一過性脳虚血発作が出現し,精査のため入院した.症例2は83才,女.症例1の母親で,昭和60年頃より下肢しびれ感が出現.昭和62年当科初診時,血小板123.9万/μlと血小板血症を認めた.その後,血球細胞三系統の高値を呈し,真性多血症と診断された.
日本内科学会会誌
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