日本内科学会雑誌
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1.血球の産生から崩壊までの過程と貧血の原因・分類(序論にかえて)
三浦 恭定
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1990 年 79 巻 5 号 p. 557-561

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抄録

貧血とは血液一定量当りの赤血球又はヘモグロビンの少ない状態を云う.これは赤血球の供給と破壊のバランスが崩れ,負の方向へ傾くために起こる.貧血の原因は多岐にわたり,治療法も全く異なることが多いので正確な診断が必要である.それには赤血球が造血幹細胞から分化し,成熟して血中に放出され,さらに破壊されてその一生を終る過程をよく理解することが大切である.体液因子エリスロポエチンは赤血球産生の調節に重要な役割を果している.

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