新潟大学医学部第一内科
1990 年 79 巻 5 号 p. 562-567
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貧血は多彩な臨床症状を呈するが,貧血に特異的な症状というものはない.しかしこれらの症状のよってくる病態生理,さらにその根底にある臓器障害をよく理解しておけば,主訴,理学的所見により単に貧血の診断のみならず,その基礎疾患をもかなり的確に診断することが可能である.本稿ではプライマリーケアの立場から,貧血の患者が来た時にどのような点に注意して診察し,考え方を進めていくかについて述べた.
日本内科学会会誌
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