京都大学医学部第一内科
1990 年 79 巻 5 号 p. 593-597
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
治療反応性が乏しく,かつ原因不明の原発性貧血である.末梢血の血球減少,細胞成分に富む骨髄,血球形態の異形成を呈し,生物学的には質的に異常な多能性造血幹細胞に由来する異常クローンの血球の存在が特徴である.予後は不良で急性白血病化と骨髄不全死を招きやすい.同種骨髄移植以外には有効な治療は乏しく,分化誘導療法などのより効果的な治療法の開発が望まれる.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら