北海道大学医学部第三内科
市立札幌病院内科
1990 年 79 巻 5 号 p. 682-683
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症例は31才,男性.ネフローゼ症候群を合併した無症候性B型肝炎ウイルス(HBV)キャリアーで,腎生検にてHBe抗原の沈着を認める膜性腎症と診断された. IFN投与によりHBe抗原・抗体のseroconversionを得,尿蛋白量は減少し,低蛋白血症・高コレステロール血症も正常化した.以上, IFN療法の有効性が示唆されたHBV関連腎症症例を経験したので報告した.
日本内科学会会誌
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