鳥取大学第三内科
1990 年 79 巻 6 号 p. 716-719
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呼吸不全の基礎疾患で実数の多いのが原発性肺癌(18.5%)で,ついで気管支喘息,慢性肺気腫,慢性気管支炎,肺炎の順となる.発症率の高い疾患は,間質性肺炎(29.9%),ついでびまん性細気管支炎,慢性気管支炎,慢性肺気腫,外科手術後の順となる. 50%の症例が呼吸不全に移行する期間は,肺炎1ヵ月,肺癌8ヵ月,間質性肺炎1年3ヵ月と比較的短かく,慢性肺気腫,気管支喘息,慢性気管支炎は5年以上と比較的長い期間を経ている.
日本内科学会会誌
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