順天堂大学呼吸器内科
1990 年 79 巻 6 号 p. 771-775
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MOFとはむしろ外科的な病態として, ARDSとほぼ同じ時代に成立した.いまこの二つの病態が,血管内皮細胞の障害と言う病態を共通のものとして一つの疾患概念へと脱皮しようとしている. MOFへの進展をいかに阻止するかを知るにはなお我々の本病態への認識の深まりが必要であるが,血管内皮細胞の障害を主体とする全身性の病態の存在に関心を向けておく必要がある.
日本内科学会会誌
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