藤田学園保健衛生大学呼吸器・アレルギー内科
1990 年 79 巻 6 号 p. 787-790
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慢性呼吸不全があり,運動時の呼吸困難,さらには安静時でさえも呼吸困難があり,日常の生活に高度の障害のある患者にとって,可能な限り残された人生を入院でなく在宅で管理を受けることは幸福を求める個人の権利といえる.在宅酸素療法,在宅人工呼吸療法などの積極的な推進は,今後ますます重要となるであろう.しかし,医療の技術的な進歩だけでなく,居住環境,人的介護システム,社会環境などの福祉画からの改善と呼応して進められねばならない.
日本内科学会会誌
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