東京慈恵会医科大学第一内科
1990 年 79 巻 8 号 p. 1043-1048
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自己免疫性肝炎はその発症や病態の進展が自己の肝細胞を標的細胞とした自己免疫機序によると推定されている慢性活動性肝炎である.免疫異常は遺伝的背景を有すことが推察されており,臨床的に女性に多く,種々の血中自己抗体の出現,高γグロブリン血症,形質細胞浸潤を伴う肝組織像を示し,肝炎ウイルス感染などによる慢性肝炎とは異なる疾病概念である.
日本内科学会会誌
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