日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
門脈・大循環系短路の遮断術により病態の改善を認めた非肝硬変性門脈血行異常症の1例
池田 宣聖伊藤 俊雄高畠 弘行辻 孝夫渡辺 明治
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79 巻 (1990) 8 号 p. 1081-1082

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抄録

症例は58才,男性.主訴は意識障害.既往歴に胆石などによる2回の腹部手術歴を認めた.意識障害をきたした時,血中アンモニアは高値を示し,腹部CTにて肝萎縮や脾腫はなく,短絡路を疑う所見と, PTPにて門脈・大循環系短絡路を認めた.その後4症例を経験し本症に特徴的なことは,主訴に意識障害が多く,非肝硬変で,高アンモニア血症を伴い, CTにて短絡路を指摘でき,遮断術にて症状の改善を認めquality of lifeが得られる.

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