日本内科学会雑誌
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4.好酸球増加・筋肉痛症候群
鎌谷 直之
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1991 年 80 巻 11 号 p. 1782-1787

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抄録

1988年の暮れから,主として米国でトリプトファン製薬物の摂取による,筋肉痛と末梢血の好酸球増加を特徴(好酸球増加-筋肉痛症候群)とする患者が多発した.全患者数は1500人を越え, 27名程度の死亡が報告されている.患者はすべて,日本の特定の会社の製剤を摂取しており,この会社製剤中の不純物によると考えられる.動物実験でもこの製剤が類似の障害を起こすことが証明され,原因の解明も近いと思われる.

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