鹿児島大学第一内科
1991 年 80 巻 12 号 p. 1864-1869
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救急医療分野においてプレホスピタルケアの充実が今ほど現実性をもって期待されている時はない.急性心筋梗塞の初期治療における組織プラスミノーゲン・アクチベーターの登場と救急救命士の誕生は象徴的なできごとである.救急患者への対応の第一段階は,病態や重症度を正しく見ぬき,適切なfirst aidを行うこと,患者の状態を安定化の方向へ導きながら,原因となる疾患を明らかにしていく道標をみきわめることである.
日本内科学会会誌
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