東邦大学第二内科
1991 年 80 巻 12 号 p. 1875-1880
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
最近,我々の施設でもDOAが増加し,内因性疾患が多く虚血性心疾患は39%を占め,全国集計結果と同様であった.完全蘇生率も全国例の1.09%と差はなかった.救急現場心電図所見の検討では,心室細動を29%に認め,病院搬入時には減少していた.早期にCPRが行われた例では有意に心拍再開が多かった.以上の成績を踏まえ,心肺蘇生法の基本的な手技について解説し,救急救命士制度導入等のprehospital careの重要性を強調した.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら