慶應義塾大学神経内科
1991 年 80 巻 4 号 p. 527-531
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TIAは疾患名ではなく脳血管障害(とくに脳梗塞)の1病期(前兆)とする考え方が定着しつつある.診断は発作の状況の聴取によりなされ,画像診断でも特異な所見は無い.原因は微小塞栓によるものが多いが,血行動態の異常によるものもある.血栓塞栓発生には内皮損傷と血小板の相互関係が重要な役割を演じている.
日本内科学会会誌
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