日本内科学会雑誌
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5.脳血管性痴呆の診断
平井 俊策
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1991 年 80 巻 4 号 p. 537-541

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抄録

脳血管性痴呆の診断は,臨床症候と補助検査を総合してつける必要がある,臨床症候では急性の発症と神経症候の合併の少なくともいずれかが大多数の例にみられることに注意する.病型によるtemporal profileが違うことや,随伴精神症候の特徴にも注意して,機械的,断面的ではなく,きめ細かい経時的観察から診断すべきである. X線CTのみではなくMRI, SPECT, PETなどの新しい診断機器も診断上有用である.

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