朝日生命糖尿病研究所
東京大学第三内科
1991 年 80 巻 8 号 p. 1198-1204
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糖尿病の治療の目標は急性および慢性の合併症の予防,抑制にある.特に長期管理の目標としては糖尿病性網膜症,腎症,神経障害の発症・進展の抑制,そして糖尿病に合併しやすい動脈硬化性疾患の抑制にある.コントロールの指標としては血糖値が最も重要であるが,それと同時に高血圧,高脂血症,肥満度にも十分に配慮しなければならない.そのほかHbA1c,フルクトサミン,尿中微量アルブミンをとりあげ,これら各指標のコントロール目標値につき考察を加えた.
日本内科学会会誌
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