東京大学医科学研究所人工臓器移植科
1991 年 80 巻 8 号 p. 1259-1262
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膵移植はインスリン依存性糖尿病に対する1治療法であるが, 1966年以来これまでに3000例以上が行われている.移植成績も年々向上し,最近では移植膵の1年生着率が70%以上にまでなっている.現在行われている術式は膀胱誘導法,腸管誘導法,膵管充填法が主流であるが,それぞれ一長一短を有する.従来膵移植は糖尿病性腎不全患者に腎移植と同時に行われることが多かったが,成績改善とともに膵単独移植の行われる機会も増えつつある.
日本内科学会会誌
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