石川県立中央病院内科
1991 年 80 巻 8 号 p. 1294-1296
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は52歳男性.鰯の刺し身を食した後下痢,嘔吐,発疹出現.さらに胸痛とともにショックとなり救急入院.心電図上II, III, aVFで一過性のST上昇が認められた.冠動脈造影上,有意狭窄を認めなかったが,エルゴノビン負荷により右冠動脈に冠〓縮が認められた.本例は食物アレルギーによるアナフィラキシーショックに伴い冠〓縮をきたした症例と考えられた.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら