日本内科学会雑誌
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アセトアミノフェンによる重症肝障害の2例
山川 正人江間 幸雄林 正人堀井 清一
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81 巻 (1992) 12 号 p. 2015-2017

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抄録

アセトアミノフェンにより,重篤な肝障害をきたした2例を報告する.症例1は85gを服用.第3病日に急性肝不全を発症して,第9病日死亡した.症例2は, 8.6gを服用. 30時間後にN-アセチルシステインの胃内投与,血液吸着,グルカゴン-インスリン療法を施行し,劇症化せずに治癒した.アセトアミノフェン中毒には,早期の無症状期から積極的なN-アセチルシステイン投与と血液浄化療法が有効である.

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