日本内科学会雑誌
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1.症状に選択性をもったニューロパシー
1)運動神経障害を主体とするニューロパシー
大生 定義本多 虔夫
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1992 年 81 巻 2 号 p. 177-181

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抄録

運動神経障害を主体とするニューロパシーは,臨床的に運動障害が前面に立つ末梢神経障害である.種々の原因でおこるが,実地臨床上重要なのは,急性の経過をとるものではGuillain-Barré症候群と圧迫性のニューロパシー,慢性の経過をとるものでは,慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシーと遺伝性多発ニューロパシーの一部(Charcot-Marie-Tooth病)である.これらの疾患の概要を述べる.

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