虎の門病院呼吸器科
1992 年 81 巻 6 号 p. 808-812
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気管支喘息患者において,抗原吸入誘発数時間後に出現する遅発型喘息反応(LAR)は,その臨床症状,薬物に対する反応性などから喘息の慢性化,難治化との関連が示唆されている. LARの発症機序は未だ完全には解明されていないが,好酸球が気道粘膜に浸潤し,好酸球から遊離するPAF, LTC4, LTD4などがLARをひき起こすと考えられている.
日本内科学会会誌
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