埼玉医科大学第一内科
1992 年 81 巻 7 号 p. 1070-1075
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二次性白血病には,治療として行われた放射線治療,化学療法に誘発されたと見なおされる白血病と,先行する疾患の自然経過として発症した白血病が含まれる.いずれも白血病発症機序の解明に多くの示唆を与える病態である.治療誘発性白血病は,その多くが急性骨髄性白血病であるがde novo白血病と異なった発症病態を示し,染色体異常の頻度が高く,治療抵抗性である.その発生頻度を示し,対策について考案する.
日本内科学会会誌
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