東北大学脳神経外科
広南病院脳神経外科
1993 年 82 巻 1 号 p. 60-65
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慢性硬膜下血腫では頭痛,精神症状,麻痺が三大症状であるが,これらが軽重混合することもあり,これらの特徴,発生機序について文献的に述べ,当科例を簡単に分析した.診断については, CTが普及しているが,弱点もあり,最近ではMRIが最も本疾患に診断的価値を有することの根拠を記した.治療は簡便で成績のよい穿頭・血腫洗浄除去が勧められることを述べた.
日本内科学会会誌
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