日本内科学会雑誌
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2.アレルギー治療薬の新しい使い方
2)副腎皮質ステロイド薬
佐野 靖之
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1993 年 82 巻 10 号 p. 1648-1652

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抄録

アレルギー性疾患はその基本にアレルギー性炎症すなわちT-リンパ球やマスト細胞よりのIL-5やサイトカインによって動員される好酸球浸潤性の組織変化が見られる疾患であるゆえ,その治療にはステロイド薬がfirst choiceといえる.ステロイド薬には副作用もありだだ漫然と使うことなく,症状の重症度に応じて上手に使いこなしていくことが肝要でありそのポイントを各疾患別に記した.

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