群馬大学第三内科
1993 年 82 巻 11 号 p. 1776-1779
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腎機能は, 40歳以降は,ほぼ直線的に低下がみられ,糸球体濾過量(GFR)は, 70歳代では若年者の70%程度に低下するといわれている.腎実質内動脈の硬化性病変に伴う機能ネフロンの減少が,その主因と考えられている.従って,機能障害の程度には個人差がみられる.高齢老に,腎機能障害が認められた場合,生理的な加齢による変化か,あるいは病的な原因によるものであるかの鑑別が重要である.
日本内科学会会誌
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