日本医科大学附属多摩永山病院内科
日本医科大学附属多摩永山病院産婦人科
1993 年 82 巻 8 号 p. 1266-1268
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症例は20歳,女性.貧血精査のため入院.網状赤血球著増,ハプトグロビン低下, Coombs試験陽性,抗赤血球抗体陽性より自己免疫性溶血性貧血と診断.超音波, CTにて卵巣皮様〓腫を認めた.副腎皮質ステロイド, γ-グロブリン大量療法に反応せず,腫瘍摘出術にて貧血は改善, Coombs試験も陰性化した.卵巣腫瘍に続発する自己免疫性溶血性貧血は極めて少なく,貴重な1例と考えられた.
日本内科学会会誌
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