広島大学第二内科
1994 年 83 巻 10 号 p. 1777-1781
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ヘムタンパクであるヘモグロビン,ミオグロビンはそれぞれ溶血,横紋筋融解により血漿中に増加し,腎尿細管障害を中心とした中毒性腎症を惹起する.いずれも障害程度が強ければ,急性腎不全を呈するため早期診断と予防が重要である.なお,一旦急性腎不全に陥った場合には時期を逸することなく血液浄化療法を導入するとともにDICなどの合併症対策が必要である.
日本内科学会会誌
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