慶應義塾大学内科
1994 年 83 巻 11 号 p. 1943-1947
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肥大性骨関節症は,手指および足趾のばち指,長管骨の骨膜炎,関節炎を主症状とする症候群である.本症は胸部の悪性腫瘍や感染症,心疾患,消化器疾患など様々な基礎疾患に合併して起こり,ぼち指の存在が隠れた重篤な疾患を発見するきっかけになることも少なくない.肥大性骨関節症は,隠された治療可能な疾患の診断に特徴的な症状が役に立つ最も良い例といえる.
日本内科学会会誌
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