日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
ISSN-L : 0021-5384
2. Cushing病
安田 圭吾森田 浩之
著者情報
ジャーナル フリー

1994 年 83 巻 12 号 p. 2064-2068

詳細
抄録

ACTH分泌性下垂体腺腫によるCushing病と副腎腺腫などによるACTH非依存性Cushing症候群の臨床症状に差はないが,両者の鑑別は比較的容易である.ただ,軽症例や寛解,増悪を繰り返す周期性Cushing病の診断,気管支カルチノイドなど進行の遅い異所性ACTH産生症候群との鑑別は,困難なことが多い.治療は,経蝶形骨洞下垂体腺腫摘出術が第1選択であるが,再発例などには,レセルピン+下垂体照射併用療法,ブロモクリプチン大量投与,ミトタン,などを試みる.

著者関連情報
© (社)日本内科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top