長崎大学医学部第三内科
1994 年 83 巻 12 号 p. 2163-2165
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症例は58歳女性で胸痛発作を主訴として来院した.諸検査により大動脈炎症候群と診断され,胸痛発作時および運動負荷時心電図の虚血性ST・T変化により狭心症と診断して心臓カテーテル検査を施行し,その結果,左鎖骨下動脈の閉塞,右上肺・左上中肺領域の肺動脈閉塞,および冠動脈に有意狭窄はないが気管支動脈を介する左右冠動脈-肺動脈間交通が認められ,狭心症発作の一因として, coronary stea1現象が考えられた.
日本内科学会会誌
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