高知医科大学第三内科
1994 年 83 巻 6 号 p. 885-889
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ウイルスによるリンパ増殖性疾患には, DNA型ヘルペス群のEBウイルスによる伝染性単核球症,赤道直下アフリカの子供にみられるB細胞性腫瘍, Burkittリンパ腫およびRNA型レトロウイルスHTLV-Iによる成人T細胞白血病がある.伝染性単核球症の病態はEBウイルス感染細胞を排除するT細胞性の反応が原因であるとわかっているが,ウイルスが悪性リンパ増殖性疾患をきたす機構はいまだ十分には解明されていない.
日本内科学会会誌
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