健康保険東濃病院内科
名古屋大学医学部第一病理
健康保険東濃病院第二病理
1994 年 83 巻 7 号 p. 1194-1196
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ACTH,ガストリン,カルシトニンなど多様なペプチドホルモン産生能を示した原発性肺小細胞癌の1剖検例を報告する.症例は67歳男性.縦隔原発の肺癌の化学療法の経過中にCushing徴候を呈し, ACTH,コルチゾール,ガストリン,カルシトニン高値を認めた.剖検にて肝,腹腔リンパ節,右副腎等に広範な転移巣を認め,免疫組織染色により転移巣からのACTH,ガストリン,ソマトスタチン産生を証明した.
日本内科学会会誌
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