東京大学医学部第三内科
1995 年 84 巻 1 号 p. 15-21
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エンドセリンは主に血管内皮細胞より産生される血管作動性ペプチドで,内皮による血管緊張性(トーヌス)の調節のほか,さまざまな生理現象に関与していると考えられている.高血圧の病態生理においても,その一部にエンドセリンが関与することがいろいろな角度からの臨床・基礎研究から示唆されている.こうした研究からエンドセリンをターゲットとした新しい高血圧の治療法が生み出されるかどうかが今後の最も大きな課題である.
日本内科学会会誌
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