東北大学医学部第二内科
1995 年 84 巻 1 号 p. 47-52
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家庭血圧,自由行動下血圧測定は一般臨床に広く用いられているが未だその判定基準は確立されていない.本稿においてはこれら測定の臨床的意義を述べ,疫学調査成績の統計処理より暫定的な基準値を設定し,それに基づく地域集団の血圧値の評価を行った.家庭血圧,自由行動下血圧に基づけば,白衣性高血圧は随時血圧による高血圧患者の30%~40%であり,こうした血圧情報の応用は高血圧診療の費用効果を改善すると思われる.
日本内科学会会誌
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