日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
ISSN-L : 0021-5384
8.家庭透析
その現在における意義
太田 和宏
著者情報
ジャーナル フリー

1995 年 84 巻 10 号 p. 1653-1657

詳細
抄録

家庭透析の目標は,透析患者の活動性を高め,健全な社会生活の実現に資することにある.そのためには,患者に十分な知識を与え,教育し,患者の納得を得て,患者と平等な立場で行わなければならない.在宅医療としての家庭透析が,他の透析と比較して,長期生存率,社会復帰率の点ですぐれた成績をあげていることは,当初の目標がほぼ達成されていることを表している.

著者関連情報
© (社)日本内科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top