日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
ゴナドトロピン(HCG/HMG)療法により妊孕能を獲得したKallmann症候群の1例
LH-RH間欠注入療法と比較して
岡本 新悟三村 まゆみ泉 由紀子細川 彰子福井 博辻井 正三馬 省二平尾 佳彦岡島 英五郎
著者情報
ジャーナル フリー

84 巻 (1995) 12 号 p. 2072-2074

詳細
PDFをダウンロード (193K) 発行機関連絡先
抄録

症例は24歳の男性.嗅覚の完全脱失を伴う低ゴナドトロピン性性腺機能低下症で, Kallmann症候群(以下KS)と診断した. HCG/HMG療法を続け, 3年後にsperm count 3×106/mlを確認したところで, LH-RH間欠注入療法に切り替えたが,血中テストステロン(Te)を正常域に維持できず,本例にとってLH-RH療法は有効とは言えなかった. HCG/HMG療法を続け,心理面でのコンサルトを行い,治療開始後5年で妊孕能を獲得した.

著者関連情報
© (社)日本内科学会
前の記事 次の記事

オルトメトリクス
閲覧履歴
feedback
Top