沼津市立病院内科
沼津市立病院整形外科
横浜市立大学医学部病理
1995 年 84 巻 12 号 p. 2075-2077
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症例は53歳男性.前医2カ所で診断がつかず,発病4日後左上肢広範壊死とショック,多臓器不全で受診し,透析後上肢離断術待機中急死した. M1, T1型,毒素型B+Cの劇症型A群溶連菌感染症(toxic shock-like syndrome)で,剖検結果を併せて報告する.本症に対するペニシリン単独投与は有効といえず,溶連菌M蛋白の生体内作用が原因と考えられる.クリンダマイシンなどの有効性が示唆される.
日本内科学会会誌
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