日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
ISSN-L : 0021-5384
5.抗がん薬の副作用への対応
栗原 稔松川 正明山本 亘佐藤 温長 俊宏赤澤 修吾
著者情報
キーワード: 抗がん薬, 副作用, 対策
ジャーナル フリー

1996 年 85 巻 12 号 p. 2032-2038

詳細
抄録

近年抗がん薬の開発,使用法の工夫で,ターミナルステージでも抗がん薬の使用で,抗腫瘍効果や症状の緩和効果がみられる例もある.しかし,抗がん薬は両刃の剣で常に副作用に注意する必要がある.特に骨髄障害(白血球減少にはG-CSFが有効),消化器障害(悪心・嘔吐には5-HT3拮抗薬が有効),心肺機能障害,腎機能障害などが問題となる.これらの症状と対策のあるものを略記した.各抗がん薬の副作用を熟知して早めに対処することが肝要である.

著者関連情報
© (社)日本内科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top