聖路加国際病院内科
1996 年 85 巻 12 号 p. 2053-2057
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当院主治医57人を対象に,癌の病名告知の現状と今後の病名告知のあり方に関するアンケート調査を行った.回収率は84%であり,告知率50%以上の医師が44%を占めた.告知率が高いのは,内科系よりも外科系,患者数の多い群,最初に本人に告知する群であった.今後の病名告知は,積極的に推進し,癌の診断時に,より正確な病名を,配偶者よりもまず患者に行うべきだが,家族の考え方が問題になるという考えが主流であった.
日本内科学会会誌
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