東海大学医学部第四内科
1996 年 85 巻 6 号 p. 795-800
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輸血療法に際しては,まず問診により,受血者に副作用を及ぼさないような供血者を選択する.ついで各種の検査を施行し,不適正な血液を除外する.現時点においても,輸血には何等かの副作用を伴うので,輸血の適応を十分に考慮し,不必要な輸血を避けるべきである.輸血の実施に際しては,血液型不適合輸血などの事故防止のため,決められた手順にしたがって,慎重に行う.ひとたび副作用が出現した時は,迅速に適切な処置を講じるべきである.
日本内科学会会誌
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