新潟県済生会三条病院
1996 年 85 巻 6 号 p. 806-810
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血小板製剤の使用基準の公表後, 2年経た1995年は日赤PC製剤中,成分採血由来が95.4%を占め,大きく変貌した.血小板数2万/μl以下で,出血している病態が適応とするが,数は絶対条件でなく,急峻な減少期や出血症状の強弱を重視する場合もある.臨床医は輸血の時期と単位数を的確に判断し,製剤の適正使用に積極的でありたい.輸血前後の患者血小板数から,補正血小板増加数(CCI)を求め,その効果を客観的に評価すべきである.
日本内科学会会誌
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