筑波大学臨床医学系腎臓内科
1996 年 85 巻 6 号 p. 818-823
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アルブミン製剤は,最も早くから利用されている血液製剤のひとつで,主に血漿浸透圧の調整や,循環血漿量の保持を目的として使われる.加熱処理されていてウイルス感染の危険性も少なく,入手も比較的容易であるため,ともすれば過剰投与になりやすい.しかし血液製剤の国内自給が未だ困難で,かなりの部分の原料を輸入に頼っている現在,適正な使用法を心がける必要がある.常に効果を評価しながら投与していくことが大切である.
日本内科学会会誌
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