日本内科学会雑誌
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1.病因と発症機序
三森 経世
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1996 年 85 巻 8 号 p. 1196-1202

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抄録

MCTDは抗UIRNP抗体によって規定される疾患である. MCTDの病態は抗UIRNP抗体の存在と密接に関係しているため,抗U1RNP抗体の産生機序の解明がMCTDの病因追求に重要である. MCTDの真の病因は未だ不明であるが, HLAやT細胞レセプターなどの免疫遺伝学的要因と未知の病原微生物感染などの環境要因に加え, U1RNPという自己抗原の特殊性が複雑にかかわり合って抗U1RNP抗体が産生され, MCTDという病態を発現するものと考えられる.

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