日本内科学会雑誌
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2.病理
澤井 高志村上 一宏宇月 美和三友 紀男
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1996 年 85 巻 8 号 p. 1203-1207

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抄録

MCTDの剖検症例を病理組織学的に検討した.死因としては肺高血圧症,肺線維症など呼吸器に関連した疾患の比率が高く,中枢神経系疾患,肝疾患がこれについだ.病理組織学的には血管型,間質型の肺高血圧症,高度の唾液腺炎,食道下部の内輪筋層の萎縮,線維化が目立つ一方,腎,甲状腺などの病変は軽度であった.全身臓器の変化を総合的にみた場合, MCTDは独自の病変,病態を示すものとして位置付けられた.

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