日本内科学会雑誌
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4.診断と経過観察のための検査のすすめ方
原 まさ子
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キーワード: 検査, nRNP抗体
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1996 年 85 巻 8 号 p. 1213-1216

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抄録

MCTDはnRNP抗体の存在があって始めて疑われ, SLE, PSS, PM/DMに特徴的に認められる検査所見の有無を臓器別,系統的に検査することにより診断される.鑑別診断のためには,一般的検査と他の疾患特異的自己抗体の検索が必要である.診断がついたらその臓器症状の程度を検索する.経過観察のためには現在認められる所見の推移の他に,新しい病変のみならず,合併症の存在を念頭において検査を進める. SLE, PSS, PM/DMに移行する例もあることから,診断についても常に見直しながら検査をすすめなければならない.

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